無垢と合板フローリングの違い
フローリングの床は人気がありますね。
畳や絨毯、カーペットからフローリングへの
リフォームを希望される方も多くいます。
いまフローリングの大多数は人工的に作られた合板フローリングです。
対して、無垢フローリングは自然の木をそのまま切りだして作っています。
無垢と合板フローリングの具体的な違いをみていきます。
目次
合板と無垢のフローリングの見た目の違い
自然素材の内装材メーカー、アトピッコハウス元岡いずみです。
無垢のフローリングは自然の木をそのまま使って
床材として使用できるように形を整えたものです。
では、合板フローリングとはどのようななものかというと
自然素材ではなく工業製品の為、見た目は均一になります。
無垢と謳っていないフローリングは
ほとんど合板フローリングです。
一般的なフローリングでも自然の木を使っているように見えますが、
それ風に似せて作っているのです。
合板フローリングが自然の木のように見えるのは
表面に木目をプリントした紙を貼っているからです。
その下はかつら剥きのように薄くスライスした木を
接着剤で張り合わせて作っています。
無垢のフローリングの肌触りはスベスベで、合板はベトベト
無垢のフローリングの肌触りは
自然の木をそのまま触っているようにスベスベと気持ちがいいです。
これは自然素材特有の調湿効果によるもの。
無垢の木は製材された後も生きており、
湿気を吸ったり吐いたりと呼吸をして湿度を調整するのです。
その為、足触りがちよく
スリッパを履くのがもったいないくらい、
裸足で歩きたくなるくらいの気持ちよさです。
木に似せて作った合板フローリングは
残念ながら生きていません。
接着剤で固められた木は呼吸が出来ないので
夏は湿気や汗でベトベトします。
合板に比べ無垢のフローリングのお手入れが大変というのは嘘
無垢のフローリングというと
水拭き出来ないし、ワックス掛けも出来ないのではないかと
何かとお手入れを心配される方が多いのですが
本当は水拭きも出来るし、
ワックスも必ず掛けなければいけないというものではありません。
むしろ、湿気でベトベトして
ホコリや汚れが付きやすい合板フローリングより
お手入れは楽です。
普段のお手入れは、
お掃除シートで軽くふくだけで十分綺麗になります。
傷の付きやすさも気になると思いますが、
固い木のフローリングを選べば
傷を防ぐことが出来ます。
万が一傷が付いた場合も、
自然の木を使った無垢フローリングであれば、
不思議と馴染んで味わいに見えるのです。
工業製品である合板フローリングは
傷は治せませんし、
湿気や紫外線などで劣化してしまいます。
経年変化の美しさも合板フローリングには無い無垢の魅力
10年もすれば、合板のフローリングは
ところどころ表面が剥げ、
異素材の下地が見えてみすぼらしく目立ってしまいます。
対して無垢のフローリングは
自然の木そのままで作っているので
傷も馴染みますし、
磨くほどに味わいも出ます。
樹種によって色の変化も楽しめます。
お手入れ不要ですが
お手入れをすればした分、
美しい変化を楽しめるとも言えます。
何十年と持つものなので、
価格が高いと思われがちな無垢ですが
結果としてコストパフォーマンスもよいのです。
いかがでしたか?
どちらも自然の木を使ったフローリングに見えても、
本物の無垢と、それに似せた合板フローリングとでは
性質が異なります。
もしも無垢フローリングの価格がネックになっているのであれば
永い目で考えると合板フローリングよりもお得です。
自然素材ならではの魅力を味わえる方に
無垢のフローリングはおすすめです。
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