古くて新しい塗り壁、はいから小町
こんにちは!
無垢・漆喰・珪藻土「自然素材の内装材ブログ」を運営している
アトピッコハウス㈱、スタッフの平野 亜矢子です。
「五代ロスになってしまいました」
この言葉を聞いてピンときた貴方は
朝ドラ、見てますね。
「五代」というのは只今、大絶賛放送中の
朝の連続テレビ小説「あさが来た」の登場人物。
明治時代の実業家で、大阪経済界の重鎮だった
五代友厚のこと。
五代を演じたディーン・フジオカさんの
男気あふれる演技と爽やかで清潔感溢れるルックスで
日本中の朝ドラファンの女性を虜にしました。
彼がドラマから姿を消すと、熱心な「五代ファン」が
喪失感で家事も仕事も手が付かない…と
ちょとした社会現象にもなりました。
このドラマも残すところ1か月と少しと、
物語も佳境を迎えたところで
新たな登場人物が現れました。
銀行の父、と呼ばれた渋沢栄一です。
江戸から明治へと治世は移りましたが
まだまだ世の中のシステムは追いつかない。
両替商が幅を利かせていた中、
「銀行」などという商売はまだ定着しておらず、
まして女性が働くなどという文化が無い中、
女性でありながら「銀行を開業する」
というのが夢である主人公「白岡あさ」。
そんな彼女が頼ったのが、渋沢栄一でした。
約500社の企業設立に関わり、
「近代日本経済の父」と呼ばれる大人物であり
国家のため、人のためを第一に考え、「公のために尽くす」
という信条を持ち、豊かな人、貧しい人の区別なく
尊敬を集めていた人物なんだそうです。
そんな渋沢ですから、彼が頭取を務める
第一銀行の銀行員からも慕われており
喜寿(77歳)を祝って建てられた誠之堂は
第一銀行の行員たちの出資により建築されました。
そんな渋沢栄一が、実はアトピッコハウスと
ちょっとした縁があるんです。
この誠之堂の内装に使われている塗り壁の材料である
「マグネシアセメント」こそが、アトピッコハウスの
珪藻土塗り壁「はいから小町」の原点なのです。
近代建築の基礎となった大正末期という時代は
欧米先進国の「洋風内装材」に負けない
「国産の内装材」の開発が必要とされました。
当時塗り壁といえば
「漆喰」や「じゅらく」が主流だった時代。
そんな常識を打ち破って開発されたのが
マグネシアセメントでできた塗り壁です。
マグネシアセメントは、歯科用セメントとして
利用されるほどの安全性と、
人工大理石が作れるほど硬い結晶になるという
丈夫さを兼ね備えています。
けれど、渋沢の時代はこのマグネシアセメントに、
砂利などを加えて建材として使用していたそうですが
そこに近年注目されている「珪藻土」を加えてみよう、
という試みで誕生したのが「はいから小町」です。
高い安全性に驚異的な強靭さ、
こすっても粉が付かない硬さに
珪藻土のずば抜けた調湿性が加わった
これまでにない新しい内装材が生まれたのです。
日本という湿度の高い国にぴったりの
調湿する塗り壁。
その長所を生かしつつ、改良に改良を重ね
新しい価値を生み出した「はいから小町」。
明治という新しい世に、「銀行」や「会社」という
新しい風を吹かせた渋沢栄一同様に
内装材業界に新風をもたらしたはいから小町の
誕生秘話はこちらで詳しくご覧いただけます。
開発の紆余曲折のストーリーを読んだら
はいから小町を選びたくなってしまうこと、
間違いありません。
朝の連続ドラマ「あさが来た」の大ヒットと
その登場人物の渋沢栄一にあやかって
はいから小町も、今以上にたくさんの皆さんに
愛されることを目指しています!
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アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
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