冬に感じる自然素材の優しさ
こんにちは!
無垢・漆喰・珪藻土「自然素材の内装材ブログ」を運営している
アトピッコハウス㈱、スタッフの平野 亜矢子です。
冬になると身に染みる、自然素材の温かさ
冬至を目前にして、すっかり冬本番になってきました。
日に日に重ね着する服の枚数は増え
我が家も暖房機器を引っ張り出してきました。
気温の低下だけが冬の予感ではありません。
指先がカサカサし始めたり、
洋服を脱ぐときにパチッと静電気を感じると
「あぁ冬だな~」と思います。
特に女性にとって、
冬はストレスフルな季節です。
指先だけでなく、肌の乾燥が目立ってきたので
寝る前にはボディクリームを塗ってから
布団に入るようにしているのですが、
先日、踵にクリームを塗った後で
やり忘れた事があるのに気付き、布団から出ました。
靴下をはくのが面倒だったので、素足のまま
我が家のクッションフロアを歩くと
塗ったばかりのクリームで何とも言えない
いや~なヌルッと感。
水分も油分も吸わないビニールでできた床だから
それは当然のことです。
でももし我が家の床が無垢フローリングだったら、
こんなに嫌な感じはしなかったはずです。
もちろん、無垢フローリングだとしても
全ての油分を完璧に吸うわけではないし、
踏んだところはクリームの足跡が残ります。
でも、無垢フローリングならだんだんと馴染んで
時間を経て吸収されていくはずです。
我が家のようなクッションフロアの場合、
その後拭き取り掃除をしない限り、
跡はそのままベットリと残ってしまうだけです。
この季節の自然素材に特別な気持ちよさを感じる例は
これだけではありません。
そろそろ大掃除を始めるご家庭も多いと思いますが
我が家もビニールクロスの汚れにうんざりする季節です。
特に、家電製品の近くやスイッチ・コンセント回りが
黒く汚れてしまっていることが多いのですが
実はこれ、「静電気」が原因なんです。
静電気がホコリを呼び寄せ、そこに
油汚れなどが堆積していき、頑固な黒ずみになってしまうんです。
冬になると、空気の乾燥のせいもあって
静電気が発生しやすい季節ですが、
その静電気が汚れにも関係しているとあっては
見過ごせない問題です。
これがもし、ビニールクロスではなくて
布クロスだったらどうでしょうか?
アトピッコハウスの事務所に貼られている
布クロス「すっぴんクロス」は
施工してから約7年が経過しようとしていますが
とても綺麗で、ほぼノーメンテナンスなのに
みすぼらしく汚れたりしていません。
事務所という場所柄、日々スタッフの手に触れ、
しかも荷物や物がぶつかったりなど
ハードな環境にあるにも関わらず、です。
自然素材の糸で織られた布クロスは
静電気が発生しません。
だから静電気由来の汚れが付きにくい。
透湿性がある素材だから、適度に湿気を含むことも
静電気が発生しない要因の一つだと思います。
これらの例は、自然素材が「呼吸する素材」とか
「生きている素材」と言われるゆえん。
自然素材の内装材の材料は、当然ながら人工物ではなく
自然界に「生きて」存在していたものです。
珪藻土は、珪藻という海の中の植物が
長い時間をかけて体積し、化石となったもの。
無垢フローリング、布クロスの糸、
畳表のいぐさ・畳床の稲わら、
これらはいずれも木や植物からできています。
自然素材は、私たちととても近い存在。
だから、何とも言えない優しさを感じるのです。
水も通すし、空気も通す。
これは「受け入れてもらえる」という安心感と似ています。
触れた部分が私たちの身体から発散される
水分や体温を吸収したり、逆に与えられたり。
そんな目に見えない優しい交流が、
「生命感」を感じさせてくれて
親近感が生まれるんです。
だからついつい、アトピッコハウスの事務所では
内装材を触ってみたくなってしまう。
主にビニールでできている
「新建材」といわれるものは便利な反面
なんだか私たち人間との間に一線があるような
隔たりを感じてしまうことがあります。
それもそのはず、ビニールをはじめとした石油製品は、
誕生してからまだ1世紀も経っていない歴史の浅いもの。
悠久の歴史に育まれてきた自然素材と比較すれば
どちらが私たち人間と近い存在であるかは
言うまでもありません。
現代に生きている私たちにとって
石油製品は切っても切れないものであることは確かです。
だからこそせめて家の内装は
私たちが親しみのある、優しい自然素材を使って
気持ちよく快適に過ごすことができたら
何にも代えがたい、価値ある家になるはずです。
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