アトピッコハウス ブログ
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70年以上経っても現役の無垢フローリング

長持ちして、美しい、自然素材

2015/11/02
2021/03/16

こんにちは!
無垢・漆喰・珪藻土「自然素材の内装材ブログ」を運営している
アトピッコハウス㈱、スタッフの手島 ふみ子です。

質のいいものは、美しく経年変化し、
長く愛着をもって楽しめる。

アトピッコハウスの無垢の床

アトピッコハウスでは、そう考えています。

アトピッコハウスの事務所は、築80年近い民家です。
戦前に作られたこの建物は、とても立派な作り。

どっしりとした佇まいに、建具はどれも特注で、
大きな窓や障子は圧巻です。

フローリングは、長年つみ重なった摩擦のおかげで
光沢があって滑らかです。

滑らかな80年物のフローリング

また、ところどころに見かける補修の跡には、
家を大切に使ってきた様子が伺えます。

80年も前に、
現在主流の新建材は出回っていませんから、

使われているのは、すべて「本物」の自然素材です。

きっと80年前に、この家を建てた人たちは、
80年後、建材メーカーの事務所になっているなんて、
想像すらできなかったと思うと、

建物の歴史にロマンを感じてしまいます。

そんな建物に事務所を構える
アトピッコハウスが販売しているのは
塗り壁材、織物クロス、無垢フローリング、畳…etc

どれも、新建材に比べると高価な商品です。

ただし、これらの商品は、すべて何十年にわたって
美しい状態で使用できるものばかり。

ここ3~40年以内に建てられた住宅の多くは、
30年ほどで寿命を迎えてしまうものが多いかと思います。

しかし、最近は長期優良住宅など、
世間の傾向が、

「いいものを長く」

という方向に向かっているように思います。

それでも、水回りなどは劣化しやすいですから、
どうしても10年ほどでリフォームが必要になることが
多いかと思います。

35年の住宅ローンを返済している間に、
リフォームが3回くらい必要になるということです。

トイレやお風呂、キッチン製品などは、
年々便利で快適なものに進化しているから、

気持ちよく過ごすには、丁度いい時期なのかもしれません。

また、家の外壁も、
状態がひどくなる前にお手入れしておくことが、
長持ちの秘訣のようですね。

外装工事って、足場を組んで大がかりにやっていますが、

室内をいじるわけではないので、
工事中も、さほど生活に支障はないように思います。
ただし、こちらもとてもお金がかかりますよね。

そして最後にもうひとつ、内装のリフォームです。

一般的に、合板フローリングやビニールクロスは、
15年程度で劣化してしまうので
この場合もリフォームのことを考えなければなりません。

壁や床の工事は、
費用だけでなく、家具などを動かさなければならないので、
思った以上の一大事業です。

新築時は、
「別に、内装は見た目が良ければなんでもいい」
と思われる方もたくさんいらっしゃるかと思います。

確かに、かっこいい合板フローリングも、お洒落なビニールクロスも
ちまたにはたくさんあります。

どちらも質にこだわれば、それなりにもつのだとは思います。

しかし、人が老化するように、
全てのものも老化(劣化)します。

そのときに、美しく年を重ねることができるものと、
できないものがあるのです。

たとえば、フローリングの場合。

10年以上経ったおうちで、
窓辺のフローリングが、結露や日焼けで、
ささくれ立っているのを見かけたことはありませんか?

これは、
表面のウレタン加工が剥げて、
その下の薄い木材が表面に出てきてしまっている状態です。

これは、だれが見ても美しいとは思わないと思います。

対して、アトピッコハウスの事務所の窓辺は、この通り。

80年近く日の光を浴び続けたフローリング

80年近い無垢フローリングは、
日焼けして、部屋の他の部分との色の褪せ具合は異なりますが
あじがあって美しいです。

無垢フローリングは、
樹齢何十年の本物の木を切り出したものですから、

科学的な塗装が痛むのとは異なり、
太陽の光の下でも、

自然な変化をするのです。

その変化が美しく、
いつまでも私たちを楽しませてくれるのです。

経年変化と劣化。
自然素材と新建材にはこのような違いがあるのです。

せっかく長持ちする住まいを建てたなら、
できるだけリフォーム回数を減らしたいものですよね。

新建材で家を建てたあと、
劣化しても取りあえずそのままにしておく方も
いらっしゃるかもしれませんが、

どうせそのままにしておくのならば、
家を建てるときに、長持ちする内装材にしてみてはいかがでしょうか?

外壁、床下、水回りなど、
最低限必要なメンテナンスにお金がかかるので、

肌に触れる内装材だけは、
出来る限り長く使い続けて、

家族の歴史を刻み続けてくれると、愛着が増すように思います。

ちなみに、中古住宅を購入した我が家では、
リフォームの順番を目下、相談中です。

どこから手を付けるのが、長持ちに繋がるかを、
無い知識で、よく議論しています。

家をもつって、お金がとってもかかりますね。

最初に長持ち、快適な内装にしておくことは、
10年後、20年後の自分たちを助けてくれるかもしれません。

無料で、資料・サンプル差し上げます

アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。

当社製品を取り入れた家作りをしたいとお考えの方は、
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