畳を見たらゴロンとしたくなるのはなぜ?
こんにちは!
無垢・漆喰・珪藻土「自然素材の内装材ブログ」を運営している
アトピッコハウス㈱、スタッフの平野 亜矢子です。
畳はやっぱりゴロゴロしたい!
2回にわたりブログ記事にしたシルバーウィークの長野旅行は
自然素材との付き合い方に思いを馳せ、
塗り壁の美しさに改めて気づかされた旅となりました。
しかし旅の終わりにまたしても
自然素材の良さに触れる出来事がありました。
予想外の大雨で、ずぶ濡れになった私たち。
季節もそろそろ秋に足を踏み入れていたこともあり
暖を取るために、この辺りに湧き出しているという
温泉につかることにしました。
長野県白馬の温泉は「八方温泉」といって、
アルカリ性のお湯。
美肌効果満点のお湯に浸かって
心も体も芯から温まりました。
すっかり疲れも取れ、ホッコリして温泉から出てくると
面白い光景に出くわしました。
休憩所として用意されている畳敷きの部屋に、
夫をはじめ、山登りから帰ってきたとおぼしき
初老の男性から、部活旅行で来たらしい
男子学生の団体さんなどたくさんの人たちが、
大の字になったりゴロンとしたり
思い思いにリラックスしているのです。
日本人ならよく見るおなじみの風景ですが、
知らない人ばかりの中で、年齢も性別も
何の接点もない人々が
無防備に、心から気持ちよさげに
一つ所でごろ寝している姿。
よく考えるととっても不思議な光景です。
思わず私も、つられてごろ~んと寝転がり、
いぐさの香りを胸いっぱい吸い込み、
リラックスタイムを楽しみました。
このいぐさの何とも言えない香りが、
人々をリラックスさせる大きな要因です。
いぐさの香り成分を分析した研究では、
「森林の香り」や「紅茶の香り」また
お菓子などにも使われる「バニラ」と同じ香り成分も
検出されたそうです。
私たちが癒されるものばかりですね。
でも、香りだけではありません。
あの適度なクッション性も
私たちをまどろみへと誘う大きな要因です。
そういえば、クッションフロアの私の家に
甥っ子や姪っ子が遊びにきたときに、
その上で遊びはするものの、
決してゴロゴロはしないのに
実家の畳の部屋では、遊ぶときもその上で
横になったりゴロゴロしたり、
床に身を預ける姿がよく見られました。
子供たちにとって、
畳のクッション性は
安心して身を任せられる
優しいものだったのですね。
部屋の中でも土足で歩く外国の方々から見たら
こうして床の上に大人も子供もゴロゴロ寝転んでいるのは
とても不思議な光景に見えるそうです。
畳でゴロゴロできるのは、
部屋では裸足で過ごす日本人ならではの
特権だといえそうです。
でもせっかくゴロゴロするのなら、
「本物」の畳を選んでほしい。
今一般的に流通している畳の大半は
発泡スチロールやポリスチレンフォームの床に
中国産のいぐさを青い染料で着色したものや
ビニール製の畳表。そして化繊のヘリ。
これらの畳にもメリットはありますが
問題は、そういうことを知らずに
選んでいる施主様が多いこと。
それに化学畳とよばれるこれらの
「本物ではない」畳は
何より、気持ちよくない。
アトピッコハウスのほんものたたみは
その名の通り、すべて本物。
国産の稲わらでできた畳床に
天然泥染の国産イグサの畳表、
そして純綿のヘリ。
しかも稲わらは、1年をかけて
自然乾燥しているというこだわりっぷり。
本物の天然素材できた畳は
香りも肌触りも、踏みしめたクッション性も
持ちも全然違います。
アトピッコハウスの客間に敷きこまれたほんものたたみも、
みんなの癒しアイテムになっています。
昼休みはスタッフの疲れをほぐし、
来客に子供がいればゴロゴロしてしまう気持ちよさ。
子供だけでなく、看板娘のトイプードルも
ふらりと遊びに来た猫ちゃんも
み~んなゴロンとしてしまう魅力的なものです。
労働者にも高齢者にも子供にも動物にも
みんなに優しくみんなを癒す本物の畳。
ほんものたたみの気持ちよさを
ぜひ皆さまのお部屋にも加えてみて下さい!
ただし、ワラ床の畳は、ただいま
畳屋さんが「ワラ回収」に出ている為
11月上旬まで製造停止中です。
これも、来年また皆様の元へ、
ほんものたたみをお届けする為に大切な作業です。
ワラ床ご希望の方は、11月中旬の製造再開まで
今しばらく、お待ちくださいね。
マンション用建材床は休みなく出荷しております。
無料で、資料・サンプル差し上げます
アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。
当社製品を取り入れた家作りをしたいとお考えの方は、
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