無垢フローリングなら、キズすら味わい
こんにちは!
無垢・漆喰・珪藻土「自然素材の内装材ブログ」を運営している
アトピッコハウス㈱、スタッフの元岡いずみです。
自然が生み出す美に惚れ惚れします。
サルスベリの花が見頃です。
わたしは毎年、サルスベリの花が咲き始めると、
夏の訪れを感じていたのですが
サルスベリの開花の時期は、
だいたい7月から10月までだそうで
もうしばらく美しい花が楽しめそうです。
名前も、およそ100日もの間
花を咲かせることから、
「百日紅」とも書きます。
名前の由来といえば、
「猿滑」の方が有名かもしれません。
木登り上手のサルも滑ってしまうほど
樹皮がツルツル、スベスベしているというものですが、
これは幹の成長によって古い樹皮が剥がれ、
その下から現れる
新しい樹皮がツルツルしているからです。
サルスベリを育てている方の中には
この現象を「脱皮」と表現している人もいます。
木が脱皮するなんて、
面白い表現だなあと
感心してしまいました。
その「脱皮」の現象から
サルスベリの幹独特の触り心地が生まれるわけですが
脱皮をすることで、
その見た目も独特となります。
古い樹皮の茶色を地にして、
ところどころ現れた新しい樹皮の白色が
縞やウロコの模様のように見えます。
同じ模様が一つとなく
目を楽しませてくれ
自然が生み出す美しさに見とれてしまいます。
「剥がれる」というと
マイナスなイメージの気もしますが、
それが美しさを生み出しているのです。
自然の木ならではだと思います。
同じ剥がれの現象でも、
人工的に作られたものだと
汚くなってしまいます。
人工のものは新品の時が一番美しく、
剥がれてしまえば
みすぼらしくなってしまうものが
殆どではないでしょうか。
例えば、革のバッグなら使い込むほどに味わいが出てきます。
多少のキズなら馴染みますし、お手入れすることも出来ます。
でも、ビニールのバッグの場合は、
使い込むと味ではなくくたびれた感じが出てきてしまいます。
キズはみすぼらしく映ります。
床材にも、自然素材のものと
人工的に作られたものとがあるので、
同じことがいえます。
自然の木を模して
ビニールで作ったクッションフロアは
キズを付けると目立ちますし、
キズが広って剥がれ、
下のクッション部分が見えることもあります。
対して、
本物の木を使った無垢のフローリングなら、
キズも味になりますし、
格好いいとすら思えます。
それに、キズがついても
周りと馴染んでさほど目立ちにくいのです。
無垢のフローリングは、
自然の木をそのまま切り出して
床材にしたものです。
フローリングでも、
無垢のフローリングと合板のフローリングとでは全く違います。
合板フローリングは
薄い木の板を何層も接着剤で重ね合わせ土台を作り、
一番上に、木目をプリントしたシートなどをはって
体裁よく仕上げたものです。
木を使っていても、
人工的に作られたものなので
キズは目立ってしまいますし、
本物の自然素材とは違って、年月を経ても味わいは生まれません。
現在、フローリングといえば、
ほとんどが合板のフローリングのことをいいます。
昔は、無垢のフローリングが当たり前だったはずなのですが、
工業製品で扱いやすい合板のフローリングが
広く浸透したのです。
それでも、最近
本物の無垢のフローリングを希望される方が増えています。
キズすら味わいになる無垢のフローリングなら
長い年月を、一緒に過ごすことが出来ます。
自然素材ならではの魅力です。
もちろん、フローリングにキズなんかつけたくない、
という方もいらっしゃると思います。
そんな方には、比較的キズがつきにくい樹種を選ぶという選択肢があります。
広葉樹は堅くてキズが付きにくい樹種です。
アトピッコハウスでは、樹種選びに迷っている方のために、
無垢材の選び方のコツをメール講座でお届けしています。
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