アトピッコハウス ブログ
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日本の気候に合う建材とは

2015/06/24
2021/03/18

こんにちは!
無垢・漆喰・珪藻土「自然素材の内装材ブログ」を運営している
アトピッコハウス㈱、スタッフの平野 亜矢子です。

ジメジメの日本にピッタリの建材、あります!

日本の気候にぴったりの建材は…?

兵庫県にある夫の実家に帰省したときに、
興味深い新聞記事を目にしました。

兵庫県豊岡市に受け継がれている
「ヤナギ製品」に関するコラムです。

江戸時代には職人が藩から保護され
大規模に製造されていたヤナギ製品が
生活スタイルの変化や海外製品の普及で
今では製作工房がたった1件に
なってしまった、という内容です。

「柳行李(やなぎこおり)」
…と聞いてピンとくる方が
どのくらいいらっしゃるでしょうか。

時代劇などでよく見かける柳行李の衣装箱

実物を見れば
「あ~時代劇なんかでよく見る
衣装を入れたりしているアレね」
と分かっていただける方も
いるのではないでしょうか。

この柳行李は大小様々な大きさがあり
大きなものは衣装保管箱として
小さなものは弁当箱にも使われていたそうです。

柳行李の特徴の1つとして
「調湿機能」が挙げられます。

余分な湿気を吸収してくれる上、
防虫・抗菌効果もあるので
衣装の保管にはうってつけ。

また、弁当箱は食品に含まれる水分を
柳行李が吸って膨らみ、
縫い目が詰まっていくので

お弁当を食べた後にはお茶を入れても
こぼれないなんていう便利さも備えているそうです。

高温多湿の日本においては
これ以上ない便利グッズだと
言えそうです。

この柳行李は、一説では1200年以上の
歴史があると言われているので、
昔の人の知恵はすごいなと驚かされます。

梅雨本番に突入し、ただでさえ高温多湿な日本が
さらに多湿に、ジメジメも最高潮に
なってまいりました。

朝、ベランダへの扉を開けると
ムワッと湿った空気が入り込むし、
帰宅すると床はベタベタします。

それもそのはず、我が家の内装は
クッションフロアにビニールクロス。
ビニール製のものに吸湿性は
少しもありません。

逃げ場を失った湿気たちは
表面に全て残ってしまいます。

そんな湿気が不快で、
除湿器を付けて出掛れば
確かに湿気は幾分解消されますが
今度は除湿器から放出される熱気で
別の不快さが生み出されます。

こんな高温多湿の日本だから
梅雨時期の不快さは諦めるしかないのか…

いえ、ちょっと待ってください!

アトピッコハウスの事務所では
この時季のジメジメの不快さとは
ほぼ無縁状態。

クーラーのドライ機能も除湿器も無いのに
とっても爽やか!

毎日スタッフ同士で
「今日も風が爽やかですね~」
なんていう会話が交わされています。

そのヒミツは、
内装材全てが調湿性能を
備えているから。

珪藻土塗り壁のはいから小町
床は無垢のフローリング

どれも空気中の余分な湿気を
吸い取ってくれるんです。
もちろん、乾燥しているときは
吐き出してくれる優秀さ。

鎌倉は三方を山に囲まれ、
更に海に面しているという地形のせいで
湿気だらけの土地です。

マンションならまだしも、
古い戸建て住宅は
湿気やカビとはもはや
お友達のようなもの。

地元住民の方は、もうそれを
当たり前のものとして受け止めています。

そんなジメジメの鎌倉の
築70年になろうという古民家を
事務所としているアトピッコハウスで

毎日湿気知らずで快適に過ごせているのは
調湿建材たちが頑張ってくれているおかげ。

特に、珪藻土塗り壁のはいから小町は
JIS規格の3倍もの調湿性能を備えた
優等生なんです。

珪藻土塗壁 はいから小町

施工が簡単で、お手頃価格で取り入れられる
ビニールクロスやクッションフロアなどの
新建材も確かに有難い存在。

けれど、日本の気候と風土に合わせて
作られた昔ながらの建材は、
私たちが自然に、快適に過ごせることを
第一に考えられた

「日本に一番ふさわしい」建材なのです。

無料で、資料・サンプル差し上げます

アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。

当社製品を取り入れた家作りをしたいとお考えの方は、
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