伊藤左官の不安をよそに・・・
こんにちは!
無垢・漆喰・珪藻土「自然素材の内装材ブログ」を運営している
アトピッコハウス㈱、自然素材のパイオニア後藤坂です。
鎌倉市腰越の古い貸家でのパーフェクトウォールのモニター施工が
本日より始まりました。
雨だったこともあり、
私が予定していた人数より大勢やってきたので、
段取りも変わってしまいました。
下地は、
・繊維壁の箇所
・合板むき出しの箇所
・じゅらく壁の箇所
繊維壁を剥がした部屋もありますが、
原則全て、現状の壁の上に直接塗りました。
下地の状態としては、かなり厳しい部類です。
その厳しい下地に、直接パーフェクトウォールを塗って、
どう仕上がるか・・・
そこを確認するためのモニター施工です。
私としては、今日下擦り(シゴキ塗りともいいます)しておいて、
明日仕上げ塗りのつもりでしたが、
それだと下塗りするとの一緒だ!
という伊藤さんの指摘を尊重し、
10:30から「下擦り」開始
13:00過ぎから、「仕上げ塗り」を開始しました。
本当は、12時間以上は間隔を空けたいところでしたが、
下擦りが終わった段階で、
「予想に反してアクが出てこないんですよ~」と伊藤さんから、
電話が入りました。
私は、一時的に現場を留守にしたので、
14:00過ぎに現場に戻って進捗を確認しましたが・・・
アクの染み出しもなく、上手く行っていたのです。
明日、もう少し塗る箇所が残っていますが、ほぼ「成功」のようです。
ただ、左官仕事は、現場の下地の状態次第なので、
都度現場ごとに、工事のやり方も変わります。
・古い壁を剥がす必要があったり
・下塗りをする必要があったり
それによって、必要な材料の量も変わってくるし、
施工手間賃の金額も変わります。
パーフェクトウォールの材料価格は、コストパフォーマンスに優れていますが、
左官仕事のイロハを分かっていなくて、
強引に、安い単価で、工事を依頼しても、
受けてくれる左官屋さんは多くないと思います。
伊藤左官は、上手いし丁寧です。
今回は、モニター施工なので、当社が元請けになって、
金銭的な負担もしていますが・・・
左官屋さんの施工手間賃を、左官屋さんが納得する形で下げようと
思うと、下地の状態よっては、
・壁を剥がしたり
・下塗りをする必要があり
かつ、そのためには、別途費用がかかることを理解し、
厳しい下地で、もし無理に下塗りなしで、
直接塗ってほしいと、左官屋さんに依頼する場合は、
アク等の染み出しがあって失敗した場合は、
元請けが責任を取るという覚悟を示し「保障」をつけてあげないと、
左官屋さんは、怖がって工事を請けてくれないと思います。
3月の新築現場でのモニター施工
そして、今回のモニター施工の最終現場
また、これまでの各種のテスト施工を通して、
パーフェクトウォールの可能性と、施工のコツ、
はいから小町、漆喰美人などとの住み分け等が充分に理解できました。
パーフェクトウォールは、防火認定試験にもパスしたので、
いよいよ発売開始に向けて、最終段階です。
5/1発売開始予定で、進んでいますので、
もう少しだけお待ちください。
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