本物の畳の良さを見つめ直す
こんにちは!
無垢・漆喰・珪藻土「自然素材の内装材ブログ」を運営している
アトピッコハウス㈱、スタッフの平野 亜矢子です。
柔道場の畳は本物じゃない?!
2020年オリンピックの東京開催が
決定してから約1年半が経ち、
着々と近づくオリンピック開幕に向け
各種メディアでオリンピック関連の
ニュースを多く見かけるようになりました。
5年後の話なのに、もう?!…と驚いてしまいますが、
約3000億円もの予算を投入する大規模な大会だけに、
準備にも余念がないのも考えてみれば当然の話ですね。
2020年東京オリンピックの
大会理念の一つに
「ポジティブなレガシーを残す」
というものがあります。
「レガシー」?聞き慣れない言葉ですが
これは「遺産」という意味で、
大会によって生み出される「財産」を
オリンピックの後も、良い形で継承していこう、
という取組です。
その取組の1つとして、
日本の伝統的な文化の復興と継承が
計画に盛り込まれているんです。
日本の伝統文化の1つで
海外の方の注目度が高いのが「畳」。
畳は日本独特の建材。
香りのある床というのは
世界中でも「畳」だけなんだそうです。
日本の国技である柔道も
そういえば畳敷きの道場で試合が行われます。
「国技」と「伝統の建材・畳」。
日本が誇る伝統のコラボレーションですね。
…が。
この柔道場の畳、最近は「柔道マット」という
「畳もどき」が主流になっているって
ご存じでしたか?
何と全日本柔道連盟公認の畳も
インシュレーションボード(軟質繊維板)を
発泡スチロールなどのクッション材で
サンドイッチした上に、着色した畳表で覆ったもの。
耐久性重視のためとはいえ、
日本の伝統競技でさえも
そういった環境で試合が行われていることに
一抹の寂しさを感じてしまいました。
ところが、2020年東京五輪では
イグサの柔道畳の復活が、
計画の1つとして検討されている
という、嬉しいニュースが飛び込んできたのです!
発泡スチロールなどのクッション材は
確かに衝撃を和らげる緩衝剤として
優れているかもしれません。
けれど、ワラ床で作った本物の畳は
それに負けず劣らず
クッション性に優れているものです。
アトピッコハウスの自信作
「ほんものたたみ」は
ワラが痩せないように、1年もかけて
じっくりと自然乾燥させたワラを
ふんだんに使っています。
そのワラを編んで作ったムシロとワラを
クラブハウスサンドイッチのように
何層にも重ねて作られているので、空気層が豊富。
その中にたっぷり溜まった空気が
衝撃を受けたときに吐き出されるので、
体への直接のダメージをやわらげるのです。
そのうえ、畳の香りは
「森林の香り」「紅茶の香り」「バニラの香り」
などと同じ成分が含まれていて
リラックス効果が得られるのです。
柔道はもちろん、精神統一が求められる
スポーツに、畳ほど相応しい建材は
他にないと思います。
更に嬉しいことに、昨年5月、農林水産相が
「五輪の選手村で畳の使用を推進したい」
との考えを述べられたそうです。
柔道畳に選手村の畳。
この流れは全国のイグサ農家や畳屋さんにも広がり
その名も「畳でおもてなし」構想として
プロジェクトが進行しています。
海外の方も多く訪れるであろう
2020年東京オリンピック。
皆さんのマイホームにも、
畳のお部屋を一つしつらえて、
暖かい「おもてなし」をしてみてはいかがでしょうか?
アトピッコハウスも、
日本が誇る伝統文化・畳の普及のため
もっともっと畳の素晴らしさを
アピールしていきます!
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