見た目で選ぶと、やっぱり塗り壁
こんにちは!
無垢・漆喰・珪藻土「自然素材の内装材ブログ」を運営している
アトピッコハウス㈱、手島 ふみ子です。
塗り壁にどんな期待をされてらっしゃいますか?
高い調湿性能、消臭効果、豪華で美しい見た目…etc.
今回は、見た目に注目してみます!
豪華で美しい塗り壁。
ささっと貼れてしまう「壁紙」とは異なり、
鏝(こて)で美しく塗り上げられた壁は、
見る人を癒し、心のゆとりを生み出してくれるように思います。
塗り壁は、左官職人さんによって生み出されるものなのですが、
ピタッとした滑らかな仕上がりや、芸術的な文様は、部屋を華やかに演出してくれます。
この文様は、左官において「パターン」と呼びますが、
パターンの種類は、数百とも言われています。
「言われている」と言いますのも、
「左官」の歴史はとても古く、
パターンや「左官」という言葉の由来など、
左官にまつわるエピソードには
「諸説ある」で締めくくられていることが、良くあるのです。
話が脱線してしまいましたが、
このパターンづけには
●同じ素材を使いまわしても変化を楽しめる
●結果、材料費を抑えられる
というメリットがあると思います。
まずは、パターンの変化で、部屋ごとの表情を出せば、
建材のロスを減らせるということ。
アトピッコハウスで、お客様の様々なご意見を伺っていると、
部屋ごとに雰囲気を変えたいというお声を、
たくさん耳にします。
その手段として、
「部屋ごとに壁の色を変えたい」
という希望に行きつくことが、非常によくあります。
しかし、使う色を増やすと、
業者さんが購入しなければならない壁材の種類を
増やすことに繋がります。
どんな建材も、一般的に、販売の単位が大きいので、
ロス(余ってしまって使わない分)が必ず出ます。
ですから、部屋ごとに壁の色や素材を使い分けるとなると、
それぞれの色を買い集めなければならず、
部屋ごとに細かくロスが出てしまい、
結果、材料費が割高になってしまいます。
一方、
素材と色を統一してパターンの違いで変化を出せば、
材料は全ての部屋で使いまわせるため、
ロスが少なくなります。
これなら、材料費を抑えることができますね!
ここで、実例を。
これは、アトピッコハウスの応接。
扇仕上げです。
こちらは、ストーム仕上げ@スタッフルーム。
どちらも珪藻土塗り壁はいから小町を使用していますが、
塗り方を変えると表情が変わると思いませんか?
ちなみに、
私は毎日ストーム仕上げに囲まれて仕事をしていますが、
何度見ても、一向に見飽きません。
鏝一つで、二つとない壁を作る左官仕事、
毎日「かっこいいな~」と見とれています。
アトピッコハウスの昔のブログでは、
東京左官会館内の鏝(こて)絵を紹介しています。
左官の技が極められると、もう芸術の域です。
こんなにすごい鏝絵は中々お目にかかれませんが、
「左官」の素晴らしい技術を家の中で毎日味わえるなんて、
塗り壁ってとっても贅沢ですね!
さてさて、このパターン付け。
一番得意なのが、はいから小町です。
エッジが効いて、陰影が立体感を演出し、
豪華な壁を演出してくれることでしょう!
そして、上品な様相を作り出してくれるのが、
漆喰美人。
この写真では、かなりはっきりとしたパターンを付けていますが、
ご覧のように、しっとりと仕上がります。
どちらの商品も、
「調湿」とか「消臭」なんていう素晴らしい効果があるものですから、
ついうっかりしがちなのですが、
塗壁は見た目がとっっってもかっこいいのです!!
日本の伝統、左官の技術をぜひ、ご家庭に。
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