収納のために新築しないフランス人
こんにちは!
無垢・漆喰・珪藻土「自然素材の内装材ブログ」を運営している
アトピッコハウス㈱、工務店プロデューサー ごとうひろ美です。
お金があっても平気なフランス人
お金があっても不安な日本人
というタイトルの本を数年前に読みました。
フランス人というと、
自分や自国に自信があって、
自由に、人生を謳歌しているようなイメージがあります。
この本でも
時間を有効に使って、
自分の人生を謳歌している方が多く紹介されていました。
長期休暇をとったり、
親しい方とパーティをしたり、
フランス人のライフスタイルと、人付き合いのマナーが、
すごく勉強になった記憶があります。
フランス人は10着の服しか持たない
という本が、今ベストセラーになっています。
美容院で読んでいたら、
アシスタントの女の子が「それ気になっていました~」と強く反応していたし、
私の周囲には、
読破した方が大勢いたことに驚きました。
皆さん、収納場所に困っているんですね~。
アシスタントの女の子曰く、
荷物を減らしたい、と思っているのだそう。
これも豊かな時代、
豊かな国に生まれ育った恩恵かもしれません。
でも私は狭い家に生まれ育ち、
今も工夫が必要な広さに暮らしているからでしょうか。
使わない物を、なんとなくだけの理由で保管しておかないタイプ。
そのため必要な人を探して、
大切な洋服だったり、本だったりを、
引き継ぐことが習慣になっています。
それでも、
買い物が大好きなわけで、
着々と物は増えていきますが…。
だから物を引き継ぐことを、
常々意識しています。
この本を読んでいて、こんなフレーズが浮かびました。
収納のために新築する日本人
人生のために新築するフランス人
新築するきっかけは、
・家族が増えた
・家賃がもったいなく感じられる
・収納場所がない
この3つが、
新築への、きっかけになることが多いようです。
でも新築は、一生に一度の大きな買い物です。
必要ではない、
かもしれない洋服や荷物のために、
一生を左右するローンを組むというのは勿体ない。
と、私は感じています。
洋服を10着しか持たないフランス人ならば、
収納場所を確保するために新築することはないハズ。
収納場所がないなら、買わなければいい。
だって洋服で私の価値は変わらないもの。
フランス人なら、
そんな風に考えそうな、気がします。
勝手な妄想ですけど、ね。
もちろん、生き方に正しい、
正しくないという考え方はナンセンスですから、
どちらの選択もありです。
でも現在の家で、
物が溢れている人は、
収納場所が増えても、必ず同じ状況になる。
これは、たくさんのお宅にお邪魔させておただいた私の経験値です。
また物に囲まれていることで安心する人もいます。
周囲からみたら
ゴミ屋敷だけど、
本人にとっては、すべてが大切な思い出。
この意識の違いが、
近隣トラブルの原因だったりしますが、
人生を満足する行き方は人それぞれだし、
戦争時代など、
物資がなくて困った経験のある方が、
捨てられないというのは、
当然とも思います。
でも思い出は、洋服や机に残っているのではなく、
それぞれの心や記憶に刻まれていく。
そんな風に考えてみれば、
フランス人の生き方を学ばなくとも、
もっと素敵なライフスタイルが手に入る。
建築会社は、
新築をしてもらいたい。
だから様々な手法で、新築させようと仕掛けてきます。
でも収納場所確保を最大目的に新築を考えているのなら、
ちょっと待って下さい。
荷物を保管するトランクルームも増えてきました。
ネットで売買するリサイクルシステムも人気です。
その洋服のため、
一生払い続ける住宅ローンに価値があるのかどうか。
自然素材の家を、
アトピッコハウスの素材に興味を持っていただいた貴女だからこそ、
じっくりと、一度考えて欲しいと思っています。
はなまる工務店の家づくりは、
資金計画から始まります。
今の収入から住宅ローンはいくら借りられるのか、
無理のないローン返済にすることで、
家族旅行もいけるし、外食も楽しめます。
一般的な家づくりは、
間取りから始まります。
この土地なら、こんな間取りで収納が不足しているのなら、
階段下を収納にしましょう!とか。
そういう家づくりだと、
洋服の保管場所は確保されますが、
無理な住宅ローンのために、
新しい洋服が、新築したことで買えない!なんてことも。
そんなことにならないように、
間取りを考える前に、土地を買う前に、
素材を決める前に、
資金計画から始める家づくり。
はなまる工務店に、ご相談くださいね。
無料で、資料・サンプル差し上げます
アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。
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