シンプルな思考回路が家づくりを成功に導く
こんにちは!
無垢・漆喰・珪藻土「自然素材の内装材ブログ」を運営している
アトピッコハウス㈱、スタッフの平野 亜矢子です。
上手く行く家づくりの第一歩は
複雑な思考回路を捨てることから。
2年前から洋裁を習っています。
昔から家庭科の「裁縫」は好きで
わりと得意なほうでしたが
学生時代の終わりとともに
すっかりミシンからは離れていたので
ほぼ初心者からのスタートでした。
幼い頃から母の手作りの洋服に囲まれ
ミシンを踏む音を聞いて育った私の潜在意識に
「洋裁」が染みついていたのだと思います。
血は争えないですね!
私が洋裁を始めたそもそものきっかけは
「自分が好きな布で、好きな形の服が作りたい」
というものでした。
記念すべき1着目は、
何と4ヶ月もかかって完成しました。
見た目はとてもシンプルに見えますが
実はけっこう複雑な作りで、
とても初心者には難しいデザイン。
すそのカーブの具合や
袖や裾飾りのギャザー(ひだ)がたっぷりで
細かい作業がとてもたくさんあって
本当に本当に大変でした。
そもそも布の素材がとても柔らかく
目が詰まっているから縫いにくいため
初心者向けではなかったのです。
私が師事している先生は
どんなに難しくても、
自分が作りたいものを尊重し
一緒に考え、一緒に作って下さるので
何とか実現できたのです。
2年間、教室に通っている中で気づいたのは
ベテランで腕が立つ方のほうが
よりシンプルなデザインのものを
より取り扱いやすい素材で作っていること。
それは、複雑なデザインは
製作に膨大な時間がかかってしまうことや、
シンプルなデザインのほうが
仕上がりが美しいことが分かっているから。
もちろん、自分の実現したいものを
よりシンプルにデザインする力もあるし、
自分の得意分野がよく分かっているから、
というのもあります。
そして、確かに複雑さを捏ねくり回した私の作品は
少しばかり(?)仕上りの美しさに欠けます。
上手くいく家づくり・上手くいかない家づくりにも
同じことが言えます。
できる限りシンプルに。
複雑さを捨てることが
家づくりを成功に導きます。
アトピッコハウスに寄せられる声に
こういったものがよく聞かれます。
「新建材が標準仕様のハウスメーカーと契約したけれど
自然素材の内装材に変更したい。」
「契約した施工業者が信用できないから
建材の購入は自分でやりたい。」
「アトピッコハウスの内装材に
他社の下地処理剤を使いたい」
「予算は絶対上げられないけれど
安いラインの製品はイヤだ。」
これらはほんの一例にすぎませんが
全て、家づくりを複雑にしている要素です。
曲線を縫うよりも直線を縫う方が簡単なように
柔らかすぎるシルクのような素材よりも
しっかりした綿の布を縫う方が易しいように、
気に入った建材を見つけたら、
施工要領書にのっとって、
指定された下地材や糊を使う事が
シンプルな施工方法。
予算を決めたなら
その範囲でできることを考えるのが
シンプルな思考回路。
施工業者さんと契約を交わしたら、
その施工業者さんを信用してお任せする事が、
シンプルな家づくりのはじまりです。
施工業者さんはプロですから
素人の我々よりも、はるかに
シンプルで綺麗に仕上がる方法をご存じです。
アトピッコハウスのような建材メーカーは、
建材の魅力や能力を最大限を活かすために
研究開発を行い、下地材などを指定し、
施工要領書を出しています。
そこから外れたイレギュラーな対応は
結局は思わぬトラブルの元となり、
残念な家づくりになってしまいます。
それらのトラブルに奔走していると
仕上りはどんどん美しさを失い、
工期はどんどん延びてコストがかさんでしまいます。
私の洋服づくりが何か月もかかったのは
ど素人なのに複雑な素材や形を選んだから。
ただ、私は少々いびつな仕上りも、
自分の好きな素材と形ということで
大目に見て、満足感にひたっています。
けれど、洋服なんかよりもずっと
触れる時間が長く、大きなお金が必要で、
簡単に捨てたり交換出来ないのが家づくり。
少しの妥協も許せない!というのが人情なのは
よくわかります。
そのために、信頼できる、相性の合った
施工業者選びこそが最大のポイントとなるのです。
そして、施工業者さんと契約したら
あとは大船に乗った気持ちで
思考回路をシンプルに、
工事計画も施工もシンプルに。
それこそが、成功する家づくりの秘訣です!
自然素材の家づくりをご希望で、
施工業者選びにお悩みの方向けに
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