やさしい壁紙、すっぴんクロス
こんにちは!
無垢・漆喰・珪藻土「自然素材の内装材ブログ」を運営している
アトピッコハウス㈱、スタッフの手島 ふみ子です。
小さい子どもがいると、家の中が雑然としがちになりませんか?
片付けたそばから、散らかってゆく、
様々な色、大きさ、形のおもちゃたち。
お掃除、お片づけをした数分後、
床一面がおもちゃだらけの部屋に後戻りなんて、日常です。
私は、置物や絵、花を飾ったりするのが苦手です。
ましてや「見せる収納」なんて大の苦手。
そんなわけで、
●家の中は、モノが増えないようにすること
●隠す収納をすること
を心がけています。
(単に、できないから諦めたとも言います~)
モノが増えないようにする方針の余波は、
子どものおもちゃにも及び、
3歳の子どものおもちゃも、
使ってないとみなされた古~いものは、
どんどん捨てられてしまっています(私によって)。
ものが増えないよう、隠すように心がけているせいで、
私は、ものが増えて手に負えなくなることに
ストレスを感じるようになってしまったのです。
ですが、
先日ついに言われてしまいました。
「トイレが怖い」
・・・飾り気がなく、殺風景で、一人でいたくないんだとか。
ごめんなさい。
ということで、
トイレをマスキングテープや折り紙で飾ってみることにしました。
その効果は大きく、
飾ったその日に、トイレトレーニングが完了してしまった程。
今まで、必死でトイレに誘導していた労力は一体・・・。
子どもがもっと大きくなれば、
学校で作った作品や、描いた絵を飾るようになり、
ますます壁がにぎやかになっていくのかな~と
覚悟しています。
(あまり歓迎していないのがバレバレですね)
ところで、
子どもはシールをベタベタ貼るのが大好きですね。
自分が小さい頃も、家じゅうあちらこちらに貼っていました。
ドアやふすま、タンスや引き出しに貼っては、
「貼った方がかわいいじゃん」とニヤリとした記憶があります。
でも、小学校高学年あたりには、
シールなんて逆にベタベタして汚らしいと思うようになりました。
でも、時すでに遅し。
何年も貼りっぱなしだったシールはなかなか剥がせず、
無理に剥がそうとして、下を傷つけたりしました。
先日、トイレにマスキングテープを壁に貼った際も、
まがったシールを貼りなおそうと剥がして、
ビニールクロスを傷つけてしまいました。
ビニールクロスって、
爪でひっかくと、すぐにキズになってしまいますよね。
私はつい、
「すっぴんクロスだったら絶対大丈夫なのに…」と
思ってしまいました。
そういえば最近、
アトピッコハウスの布クロス「すっぴんクロス」の大量注文がとても多く、
嬉しい悲鳴をあげています!
以前、60代の方から聞いたのですが、
「自分たちが家を建てた頃、天井などに布クロスがよく使われていた。
その頃の布クロスは、毛羽立つし、
当時のインテリア雑誌では、
『毛羽立った凹凸に蜘蛛の巣がかかりやすいから、ビニールクロスがおすすめ!』
とも書かれていた」そうです。
今と逆の傾向ですね!
最近は、
「珪藻土の塗り壁に無垢の床がおしゃれで機能的」だったり、
「布クロスは豪華」といった認識の方が多くなっている気がします。
敢えてビニールクロスをお勧めするとしたら、
鮮やかな色柄や、DIY初心者におすすめできるから、
といった理由からでしょうか。
確かに、何十年か前なら、ビニールクロスは目新しい。
だから、時代の先端をゆくビニールクロスが
当時の「こだわりの内装」に採用されたのかもしれません。
だけど、
やっぱり「本物」がいい。
ビニールクロスが流通して数十年、
日本中広く行き渡り「普通」の家のスタンダードにまでなった今、
ビニールクロスの良い点、悪い点を冷静に判断した上で
「本物」を選ぶ方が増えてきているのだと思います。
ひとまわりして、元に戻ってきた感じですね!
更には、その数十年間で、技術はとても進歩しています。
すっぴんクロスは施工性、耐久性ともに優れており、
クロス屋さんからは
「すごく扱いやすくて、いい布クロスだね」
という、嬉しいお言葉を頂いたことがあります。
では、実際生活するにあたって、
どんな魅力があるのかご説明いたします。
まず、先に挙げた、蜘蛛の巣の原因となる毛羽立ち。
アトピッコハウス本社内にも、
すっぴんクロスが何か所か貼ってありますが、
どこも、ほとんど毛羽立っていません。
次に、汚れにくさ。
拭き掃除はできませんが、
織り目をギュッと詰めているので、汚れにくくできています。
万が一汚してしまっても、
時間とともに馴染んで行ってしまうのが、自然素材の布クロス。
毛羽立たず、綿でできているため静電気も起きませんので、
表面にほこりがつくことはありません。
汚れが目立ちにくい、キッズは、より安心かもしれませんね。
次に、すっぴんクロスは、変色しません。
クロスの変色の主な原因は、
●ほこりに油分やヤニがついて、シミになること。
●下地処理が不十分で、アクが浮き出てしまうこと。
●表面加工してあると、時間の経過とともに化学反応を起こしてしまうこと。
最後に挙げた表面加工ですが、
一般的な布クロスは、難燃剤で表面加工しています。
面全体に塗ることで、
時間とともに化学反応を起こし変色して、シミの原因となるのです。
すっぴんクロスは、その表面加工をしていません。
防火認定を受けているキッチンシリーズの2商品のみ、
表面加工ではなく、糸自体に不燃素材を使用して織り込んで対応しています。
最後に、耐久性。
ビニールクロスの耐久性は、10年ほど。
すっぴんクロスの耐久性は、その2~3倍。
新築してから30年間で、
ビニールクロスを10年ごとに張り替えたとすると、
費用はすっぴんクロスと変わらないか、
むしろお得な場合があるのかと思います。
ですから、どちらを選ぶかの基準は、皆様のお考え次第。
手軽に何度も張り替えて楽しむか、
良いものを長く使っていくか、
これは、それぞれの楽しみ方でいいと思います。
ただ、私は個人的に、すっぴんクロスのやさしい質感を
皆様のご家庭でも味わっていただきたいと思っています。
綿のやさしい質感は、気持ちいいさわり心地。
自然な綿の布クロスに包まれると、
部屋はやさしい空間になります。
綿の布ですから、ある程度の調湿性能もあります。
調湿性能が高い塗り壁にしてみたいけど、ヒビやカケが気になる。
でも、だからといってビニールクロスは安っぽい。
そんなお考えをお持ちの方は、
すっぴんクロスをご検討してみてはいかがでしょうか!
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