アトピッコハウス ブログ
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新宿の寄席,末廣亭

伝統を守りつつ変化する

2014/11/20
2021/04/20

こんにちは!
無垢・漆喰・珪藻土「自然素材の内装材ブログ」を運営している
アトピッコハウス㈱、スタッフの元岡いずみです。

先日、寄席に行きました。
落語を聴くと、江戸を覗いているような気分になります。

新宿にある木造建築の寄席

寄席は、落語を中心に、色物といわれる講談や手品、
ギター漫談や紙切りなど様々な演目が行われます。

今回わたしが出掛けたのは、新宿にある寄席です。
地元の横浜にも寄席はあるのですが、
新宿まで出かけるのには理由があります。

それはその寄席が、
趣と伝統を感じられる場所だからです。

明治三十年の創業で、戦争によって焼失しましたが、
現在の建物は昭和二十一年に再建された、
二階建ての木造建築です。

木造建築の寄席は、東京では他にありません。

中に入ると正面に舞台があり、
客席はというと、中央に映画館のような椅子席があり、

そして、左右両端は、なんと座敷席です!

小上がりになっていて、
劇場の端から回り、襖を開けて入ります。

畳に座布団で演目を楽しめるのです!

二階席は大入りの時にしか開きませんが、
やはり座敷になっています。

この趣のある建物と、落語の独特の雰囲気とが相まって、
江戸にタイムスリップしたかのような
気分を味わえるのです。

落語には、ベランメエ調の江戸っ子が登場します!

大小の刀をつけたお侍さんや、若旦那、
元気溌剌な子供や女将さん、そして職人衆が活躍します。

「大工」、「鳶」、「左官」は、
「江戸の三職」といわれていました。

当時は職人衆の中でも羽振りがいい職業で、
女性にもてたそうです。

現代でも、
長い修業を重ねて、伝統技術を己の身に付け物を作りだす、
そんな職人に憧れる女性は多いと思います。

かくいうわたしも、職人に憧れる者の一人です。

現代の職人もいいのですが、
やはり、落語に登場する、江戸の頃の職人に強く惹かれます。

何故かって、格好がいいのです!
当時のユニフォームは、
腹掛け、袢纏、紺色の足袋に草履が基本です。

もしも今の建築現場で、
こんな姿の職人さんがいたらどうだろう。

華やかになった現場を想像するだけで楽しくなります!

ただ、わたしが着物ではなく洋服を選ぶように、
現代の大工さんだって、動きやすく、今の時期だと
暖かいユニフォームを選んでいるのだと思います。

伝統的なものもいいけれど、
それだけではなくて、
変化を恐れず進化したものも大切です。

現代の地下足袋

何年か前に、地下足袋を買いました。
職人さんに憧れていたのもあるし、
何より見た目が可愛かったからです。

底がペタンコのよくある地下足袋とは違い、
クッション性のあるソールを入れることが出来ます。
そのため、スニーカーのように快適に歩けるのです。

こはぜを外して折り返しても履けます。
ジーンズに合わせたり
ロングスカートにコーディネートしたりします。

これから、もっと素敵な地下足袋が登場するかもしれません。
伝統を大切にしつつ、現代風にアレンジするのは楽しいです!

アトピッコハウスでは、
畳や塗り壁などの伝統的な内装材を扱っています。

「昔ながらの製法、技術に敬意を払い、積極的に取り入れる」
という姿勢で開発したオリジナル商品です。

ほんものたたみの本畳は、
着色剤は一切使わず、
伝統的な天然の泥染めを採用し、

国産のワラ床を一年以上自然乾燥させて、
手間暇を惜しまずに作っています。

また、塗り壁材は3種類あります。

調湿性能で話題の珪藻土のはいから小町

本漆喰の2倍の調湿性能があり、
カラーバリエーションにも富んだ漆喰美人

そして、下地処理から仕上げまで出来る、
コストパフォーマンスに優れたパーフェクトウォールです。

どれも伝統的な塗り壁でありながら、
現代のニーズに合わせて開発された商品です。

アトピッコハウスはこれからも、
大切な伝統は守りつつ、変化し、進化をしていきます。

無料で、資料・サンプル差し上げます

アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。

当社製品を取り入れた家作りをしたいとお考えの方は、
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