クロス選びのポイントは?
こんにちは!
無垢・漆喰・珪藻土「自然素材の内装材ブログ」を運営している
アトピッコハウス㈱、自然素材のパイオニア後藤坂です。
クロス選びのポイントを解説します。
まず最初に検討しないとならないのは、
「色柄」だけでいいのか「素材」を吟味するのか? です。
クロスとは、「クロース」のことですから、
本来は「布」でした。
しかし、布クロスは、丁寧な工事を必要とする。
価格が高い、施工後の養生にも気を使うなど、
神経を使う商品なので、
上手に工事しても、引き渡しまでに気を使います。
そこで、価格が安くて、工事が簡単、
色柄豊富なビニールクロスが発達してきました。
これは、どちらかというと、
業者発信の素材開発です。
価格が安い、色柄が豊富、メンテナンスが簡単と、
ユーザーにとっても、施工業者にとっても、
都合のいい商品が出来ました。
だから、色柄中心の方にとっては、
ビニールクロスの中から商品を選んでいいと思います。
ただ、クロス選びのポイントを
素材の品質とか種類に置いている方にとっては、
ビニールクロスでは、少々物足りない感じを受けると思います。
クロスは、布クロス、紙クロス、和紙クロス、
そして、ビニールクロスといった種類があります。
どれも裏側に、「紙」が裏打ちされています。
丈夫さや豪華さでいうと、
断然、布クロスだと思います。
ただ、紙クロスやビニールクロスのような、
奇抜な色柄は作れません。
糸を織って反物を作り、
それに裏打ちの紙を貼って、
内装用の壁紙に仕上げる訳です。
紙クロスの場合も、仕上げに使う紙に裏打ちをしていますので、
裏打ちをしない「和紙クロス」よりは、
張りやすいし、扱いやすいと思います。
本物の「和紙クロス」の場合は、
もし手漉きの和紙なら、
畳1枚分程度の大きさしかないから、
壁に貼っていった時には、
張り合わせの部分が、明確に分かってしまいます。
それまた味といえば味なので、
好みに合う人にとっては、魅力だと思います。
クロス選びのポイントに「素材」を置く人にとっては、
見た目の質感とか、肌が触れた時の質感なども、
大きな魅力だと思います。
壁紙を日常的に撫でる人は、多くないと思いますが、
私の会社の「すっぴんクロス」を施工したお客様が、
頬ずりをしたくなったと言っていました。
アトピッコハウスの「すっぴんクロス」は、
薬剤加工をしていない
本物の布クロスです。
糸の種類や織り方によって、工夫をしていますが、
それでも、ビニールクロスのような、
奇抜さや派手さはありません。
クロス選びのポイントが、色柄の方は、
ビニールクロスか、紙クロスがいいと思います。
どちらもプリント製品ですから、
好みの色柄が簡単に見つけ出せると
思います。
といっても、あまり奇抜な色柄を選ぶと、
直ぐに飽きてしまい、
あとで簡単に張り替えることも出来ず、
部屋の用途が限定されてしまいます。
クロス選びは、シンプルな色合いにして、
細かく部屋ごとに変更したりもせず、
なるべく一緒がいいと思います。
特に大柄な模様が付いているものは、
狭い部屋には合わないと思います。
数年先に張り替えることが前提なら、
多少の冒険をしてもいいと思いますが、
多くの方は、新築当時の壁紙のまま、
建て替え時期を迎える25年後、30年後まで、
そのままの場合も多いようなのです。
クロス選びのポイントは、
素材を吟味し、色柄もシンプルにするというのが、
妥当だと思いますね!
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