新築のクロスは、張り替えない
こんにちは!
無垢・漆喰・珪藻土「自然素材の内装材ブログ」を運営している
アトピッコハウス㈱、自然素材のパイオニア後藤坂です。
新築しても、クロスは張り替えない?
クロスメーカー的には、5年10年で、
新築時に貼っていたクロスは、
張り替えると想定していますが、
実際の所は、10年、20年、
うっかりすると、代が変わって、
家を建て替えるという、その時まで、
新築当時のクロスであるということも、
ざらにあります。
つまり、古くなったとか、飽きたという理由で、
5年、10年でクロスを張り替えるという人は
少ないようなのです。
だとするなら、新築時のクロス選びは、慎重になりたい。
子供っぽいものとか、奇抜なものは避け、
出来るだけシンプルなものがいいと思う訳です。
そして、「黙っていると」、ほぼ100%ビニールクロスに
なってしまうので、
素材に関しても多少研究し、
「納得のいく」クロスにしたいものです。
壁紙のことを「クロス」と言いますが、
これは、「布(クロース)」が原料であったことを起源としています。
布(クロース)に、裏打ちの紙を貼って、
壁に貼れるようにしたのです。
クロス登場以前の日本の内装材と言えば、
土壁か、板張り。
そして、近代的な内装材として登場したのが、
布に紙を貼った「クロス」だった訳です。
しかし、価格が高い、丁寧な施工を要する
汚すとメンテナンスが面倒などといった側面もあって、
簡単に施工が出来て、価格も安い、
ビニールクロスが発展してきました。
表面的には、「布クロス」に似せて作っていますので、
見た目は、まるで「布」のような製品も
沢山あります。
ただ、布クロスと、ビニールクロスでは、
大きな違いが、いくつかあります。
まずは、丈夫さ。
布クロスは、織物なので、
大人の男性が力一杯引き千切ろうとしても、
それほど簡単には、破れません。
しかし、ビニールクロスは、簡単に破れます。
また、布クロスは、天然の繊維なので、
調湿性がありますが、
ビニールクロスには、調湿性能は、ありません。
今の日本の住宅は気密性が高いので、
換気して排気しない限り、
湿気は室内にこもります。
それが原因で、カビとかダニといった
アレルギーの原因物質も増えたりします。
しかし、壁材とか床材に自然素材を採用すると、
適度に調湿してくれるので、
いきなり、窓ガラスが結露したり、
カビやダニが発生するということは、ありません。
ある程度の所まで、内装材が
調湿性能を発揮してくれるので、
快適な室内環境を実現させ、
湿気によるカビ、ダニの対策にもなる訳です。
アトピッコハウスの「すっぴんクロス」は、
本物の布クロスです。
丈夫だし、調湿性があります。
バリエーションは、全30種。
キッチンなどの火気使用室に使える製品もあれば、
和室向きの製品もあります。
エコクロスと呼ばれる本物の布クロスで、
30種の製品バリエーションを
常時在庫しているメーカーは多くないと思います。
布クロスは大量生産が出来ません。
そして、ロットが違うと、微妙に色が違ったりもします。
それが「味」とも言えるのですが、
張り替える際に、同じ色にならない可能性があります。
といっても、クロスは経年変化するので、
たとえ同じ壁紙であっても、
数年経つと、微妙に色合いが変わるのです。
布クロスは、破れにくいし、
もともと豪華なのだから、
大らかに考えて対処して欲しい所ですね!
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