建築条件付きは、徳か損か。
こんにちは!
無垢・漆喰・珪藻土「自然素材の内装材ブログ」を運営している
アトピッコハウス㈱、ごとうひろ美です。
不信は高くつく
鎌倉に家を買う際に、信用していたほうがいいことがしみじみとわかりました。
もともと鎌倉で生まれ育ったから、周囲は知り合いばかり。
売り手も知っていたし、不動産屋も親の代から知っています。
関係者がみんな顔見知りだと信用が前提です。
お互いにあこぎなことはできない。すると面倒なことが省けて、コストがかからないのです。
「自分の壁」養老孟司著
ご近所のお付き合いが希薄になっている現代。
東日本大震災を契機に、
絆や、コミュニティの重要さが叫ばれていますが、
家づくり、の現場では、
絆や信用が優先されることは少ないと感じています。
建築条件付き、という土地があります。
建売ではなく更地だけど、
家を建てる建築会社が決まっている土地のこと。
近年、条件のついていない土地を探すのが難しく、
特に関西圏からの相談件数が増加傾向にあります。
塗り壁にしてもらえないとか、
無垢フローリングに変更はできないなど…。
でも相談されても解決策は、ありません。
建築条件付きは、何らかの条件がついている土地です。
立地が良かったり、
予算内だったり、
営業担当がカッコ良かったりのメリットを感じて、
契約をされたハズ。
密室に閉じ込められて、
強要されたという話は聞いたことがありません。
その土地についている条件は、契約書に書かれています。
読んだとか、
理解できなかったとかは、
通用しません。仕方がないのです。契約社会ですから。
もしも知り合いから土地を買っていたら契約書は不要?
そんなことはありません。
法律で決められた手続きは必要です。
ただ、そこまでに到達する手順に大きな差が出る。
時間というコストが削減できたり、
安心という何物にも代えがたい利益を得たり。
それが養老先生の指摘する
「不信は高くつく」に繋がるのです。
でも、すべての人が、
地元で家を建てられる訳ではありません。
旧知の仲の不動産屋や、
建設会社を知らない人も多い現代社会。
ある程度、契約で動くことは致し方ありません。
でも、今さら契約解除もできないし、
いくら頼んでもやってくれないのなら、
その不動産会社で、できることを考えようよ!
というのがアトピッコハウスの提案です。
契約する前は知らない人だった不動産会社。
でも、知り合いになったから契約できたし、
その人に100%不信を感じたら契約はしなかったハズ。
旧知の仲でなかったとしても、
誰でも最初は見知らぬ人。
何かのご縁で出会ったのだから、
今からお互いの関係を構築していけばいい。
そのために、
自然素材にしてくれない、
話しを聞いてくれないと悲劇のヒロインになるのではなく、
その契約した不動産会社が提供する家づくりの中で、
最大限良い物にする工夫をして欲しい。
多分、ごろ寝フローリングは採用されません。
不動産会社には無垢フローリングの施工経験がないから、嫌がります。
珪藻土塗り壁はいから小町も、
すっぴんクロスも、
値段が高いとか、仕入れルートがないとか言って、
拒絶されます。
でも、その不動産会社のルートで手に入る無垢フローリングや、
塗り壁の中から選ぶことだってできる。
ビニールクロスにならなくて良かった。
無垢フローリングにできて良かった。
好みの間取りにすることができた。
例え、その素材が100%納得できなかったとしても、
そんな風に考えることができれば、
何千万という大金を支払う家づくりが、必ず良い物になっていきます。
不満だらけで挑む打ち合わせは仏頂面になります。
不動産会社の立場になって考えてみて下さい。
何か提案すれば文句ばっかり。
そんな人には、やってあげたくなくなります。
それよりも、
笑顔で、感謝の気持ちを伝えてくれる人だったら、
プラスアルファのサービスをしたくなる。
まー、不動産会社が仏頂面ですから、
似た者同士でいいのかもしれないですが、
アトピッコハウスに愚痴を言われても困ります。
生産性のない話はお断り。
悲劇のヒロインは、アトピッコハウスでは慰めてもらえませんよー。
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アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。
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