アトピッコハウス ブログ
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基準濃度の半分で発症

2005/06/22
2018/05/28

こんにちは!
無垢・漆喰・珪藻土「自然素材の内装材ブログ」を運営している
アトピッコハウス㈱、自然素材のパイオニア後藤坂です。

ホルムアルデヒドなど空気中の化学物質が原因とされるシックハウス症候群の症状が、国が定めた室内濃度指針値の半分以下でも現れる可能性があることが、国立病院機構南岡山医療センター(岡山県早島町早島)の木村五郎アレルギー科医長の研究で分かった。
指針値の基準のあり方に一石を投じそうだ。(中略)

木村医長は「大部分の人に適用できる指針値が、人によっては当てはまらないケースがあることを科学的に示せた。原因が分からずせきや頭痛に悩む人の中にシックハウス症候群が隠れている可能性もあり、そうした状況を踏まえて指針値を運用、議論する必要がある」としている。

6/20付け、山陽新聞の報道です。

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やはり出てきたか・・・・といったニュースです。
国が定めた「指針値」は健康な大人を対象としたものであるということをご存知の方は多くないと思います。
つまり、既にアレルギー・アトピー・シックハウス症候群を発症している人や、免疫機能が未発達な子供、抵抗力の落ちているお年寄り等は対象となっていないのです。

今回の試験では、シックハウス症候群の疑いのある患者40人を対象に、本人の了解をとった上で、本人にも気づかれないように、指針値の半分以下の濃度の「ホルムアルデヒド」に接触させ、体調の変化を観察するというものだったそうです。
その結果、テスト前より、体調が悪化するという因果関係が証明されました。

人の身体には、有害な化学物質を蓄えておく、コップのようなものがあると考えられています。そのコップが溢れると、シックハウス症候群を発症する。花粉症発症のメカニズムと一緒です。
また一旦溢れ出すと、今度はほんの少量でも、常に溢れる状態となり、症状が起こるのです。

研究の対象になった方は、既にデリケートな状態になった方でしたが、今元気な人でも、実はコップは既に溢れる寸前かも知れません。今元気な間に「予防的に配慮すべき」ではないでしょうか?

愛知学泉大の鳥居新平(アレルギー・免疫学)教授は、「室内濃度指針値はまだ十分に確立されておらず、今回の研究成果は、基準値見直しに向けた貴重な資料となるだろう」、というコメントを発表されています。

ホルムアルデヒドは0.08ppmなら安全?
その根拠も揺らいでいます。
ホルムアルデヒド「ゼロ」
「予防原則」に基づき、「有害化学物質ゼロ」
を目指す、家造りが重要であることは、間違いありません。

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