技術的な質問を時々頂くことがあります。
プロからも、ユーザーからもです。
今プロ向けのサイトを準備中ですが、
なぜ、プロ向けに、
技術的なことを解説したサイトを作ろうと思うかというと・・・
世の中に情報が氾濫していて、
また、間違った情報や理解もあるので、
自社製品のことを正しく理解してもらうためにも
必要だと考えたからです。
今日頂いた資料請求の中にも、
吸水と、吸湿を混同しているコメントがありました。
珪藻土の壁に、水を垂らして、
吸水のスピードが早いものは、調湿性能が高い?
遅いものは、調湿性能が悪い?
そういう評価が成り立つのではないか?
という理解のようなのです。
これは、完全に誤解ですね。
スキーウェアなどに使われる「ゴアテックス」などを想像してもらえれば、
理解しやすいと思いますが、
水を透さない素材であっても、水蒸気は透します。
珪藻土の場合は、
吸湿ということになりますが、根本は同じです。
水を吸うだけなら、スポンジでも吸います。
しかし、調湿性能というのは、
目に見えない小さな分子の水蒸気を、吸湿することなので、
珪藻土の壁に水を垂らして、
染み込むスピードで評価するものではないのです。
珪藻土に水を吹きかけて、
調湿性能をアピールするデモは、解りやすいデモなので、
どこの会社でも行いますが、
調湿とは、JIS規格で定められた評価に基づき、
「吸湿」と「放湿」の両方の性能を発揮しないとならず、
また両方の性能が、最低、70g/㎡/24h以上ないと
調湿建材とは呼べないことになっています。
建築のプロには、
客観的な評価基準を理解した上で、
製品の優劣を論じるべきだと思いますね。
アトピッコハウスの珪藻土塗り壁
はいから小町に水を吹きかけても、
驚くほど急激には、吸水しません。
が、それは・・・
はいから小町の表面の穴が小さいからですが、
実はその方が、水蒸気を吸湿するには適しています。
だから、
はいから小町の吸放湿量(調湿性能)は、241g/㎡/24h(JIS評価)もあるのです。
つまりJIS規格の3倍以上と、
業界トップクラスの調湿性能です。
プロ向けのサイトでは、こんな
技術的なこともお伝えしたいと思っているのです。